Google Earthで見る愛知県 54市町村の3D/2D表示の現状を、平成の大合併以前の全85市町村ベースで調査し、Google Earthにおける3D表示・未対応エリアの現状をまとめました。
平成の大合併により誕生した自治体には拠点となる数多くの旧自治体が含まれています。
これら旧自治体の表示状況も明確にすることで、リストの信ぴょう性はさらに高まります。そのため、市町村区分は敢えて平成の大合併以前まで遡り、合併や編入によって消滅した自治体も含めて調査しています。
また、愛知県内のすべての3D表示エリア図も公開しました。リストと併せて見ることで、3D/2D都市の位置関係をより具体的にイメージできます。
用語の前提
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3D表示:街全体が立体的に表示されるエリア
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2.5D表示:中心市街地の概ね半分が3D表示化しているエリア
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2D表示:建物・地形とも立体化されていないエリア
※本記事は、Google Earth上で実際に表示状況を確認した内容を整理した独自調査です。
愛知県「平成の大合併前」全市町村の3D/2D
平成の大合併前:全85市町村
平成の大合併後:全54市町村
愛知県 | 全市町村の3D表示都市を調査した結果
調査結果概要
Google Earthにおける愛知県の3D表示状況を、平成の大合併以前の自治体区分を基準に再調査した結果、3D表示エリアは2か所、3D表示が確認できる旧自治体は31市24町2村(旧自治体ベース)であることが確認できました。
2D表示は26市町村、2.5D表示都市は2町でした。
愛知県の Google Earth 3D表示エリア
Google Earthにおける愛知県内の3D表示エリアを可視化しました。
愛知県全体の3D表示エリア
愛知県の3D表示エリアは、名古屋市を含む大きなエリアと、豊橋市周辺を含むエリアの2つのエリアで構成されています。
東方の山間部と、知多半島および渥美半島のほとんどは2D表示です。
名古屋大都市圏の3D表示エリア
名古屋市を中心とする濃尾平野のほぼ全域と、岡崎市・安城市などを含む西三河平野の広い範囲が3D表示されています。
この3D表示エリアは愛知県内だけにとどまらず、岐阜県の都市部や三重県の主要都市を経て、鳥羽市・志摩市周辺まで連続しています。複数の県にまたがる、非常に巨大な一つの3D表示エリアを形成しています。
豊橋市周辺の3D表示エリア
この3Dエリアには、豊橋市・豊川市・蒲郡市が含まれています。田原市の市街地付近まで3Dエリアが迫っていますが、田原市は現在も2D表示都市です。
また、このエリアの東側には浜松都市圏の3Dエリア、西側には名古屋都市圏の3Dエリアがそれぞれ迫っています。東海道沿線に位置する都市群であり、今後3Dエリアが拡大すれば、これらがつながって一つの広大な3Dエリアになる可能性があります。
愛知県の2.5D表示都市
愛知県内において2町確認が出来ました。
佐織町(現 愛西市)
愛西市佐織町では、市街地の中心部をGoogle Earthの3D表示エリアと2D表示エリアの境界線が通っています。そのため、旧佐織町は「3D」「2D」のどちらか一方ではなく、本リストでは「2.5D表示」として分類しています。
一式町(現 西尾市)
西尾市一色町においても、市街地の中心部をGoogle Earthの3D表示エリアと2D表示エリアの境界線が通っています。そのため、旧一色町は「3D」「2D」のどちらか一方ではなく、本リストでは「2.5D表示」として分類しています。
中部国際空港(セントレア)
2.5D表示の事例ではありませんが、中部国際空港(セントレア)は現在2D表示です。
愛知県の2D都市の個別マッピング
愛知県内の現在2D表示となっている地域を調査しましたが、建物が個別に3Dマッピングされている事例は確認できませんでした。
一方、現在は3D表示に移行している地域の中には、かつて2D表示だった時代に、主要な建物や市街地が個別に3Dモデル化されていた事例が確認できました。
確認できた主な事例は、名古屋市街、小牧市街と小牧山城、犬山城、豊田市街とトヨタ自動車本社周辺です。
- 名古屋市街
- 小牧市街・小牧山城
- 犬山城
- 豊田市街・トヨタ自動車本社周辺
愛知県で今後「3D表示が期待される都市」
愛知県は大都市圏にあるため、将来的に3D表示エリアが自然発生的に拡大することが考えられます。
まず極めて近い距離で存在する名古屋市を含むエリアと豊橋市周辺の合体が予想されます。
その際に、知多半島や渥美半島へのエリア拡大と常滑市沖に浮かぶ中部国際空港(セントレア)の表示への影響が気になるところです。
内陸部においては豊橋市周辺エリア外にある新城市の3D表示化も期待したいところです。








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