Google Earth呉市3D表示エリアツアー|海と山に囲まれた街の境界を巡る

Google Earth呉市3D表示エリアツアー|海と山に囲まれた街の境界を巡る 3D表示エリアツアー

呉駅を空から離れ、山の方向へ進んでいくと、呉市街を囲む地形が少しずつ見えてきます。

港のすぐ背後まで山が迫り、その間に整然とした中心市街地が広がる呉市。平地だけで完結する都市とは違い、海、山、港、住宅地が近い距離に収まっています。

今回の「Google Earth 3D表示エリアツアー」は、呉駅をSTART/GOALに設定しました。

呉駅から3D表示エリアの外周へ向かい、約49.3kmの境界線を時計回りに一周。再び呉駅へ戻ります。

黄色い線の右側がフォトリアル3D表示エリア、左側が通常の2D表示エリアです。

Google Earth呉市3D表示エリアツアー

こちらが、広島県呉市の3D表示エリア境界を巡るツアー動画です。

START/GOALは呉駅。駅から外周へ移動した後、黄色い境界線に沿って時計回りに一周します。

進行方向の右側が3D表示エリア、左側が通常の2D表示エリアです。

※動画が表示されない場合は、YouTubeで動画を直接見るか、「Global Map Insights」を検索してください。

動画内の黄色い線は何を表している?

動画内の黄色い線は、Google Earthのフォトリアル3D表示エリアと通常表示エリアの境界です。

  • 黄色い線:Google Earthの3D表示エリア境界
  • 進行方向の右側:フォトリアル3D表示エリア
  • 進行方向の左側:通常の2D表示エリア
  • 白い丸:ツアー中の現在位置
  • 水色へ変化した線:すでに通過した区間
  • 外周距離:約49.3km

黄色い線は呉市の行政界ではありません。

市境や町丁目の境を示したものでもなく、2026年8月の制作時点でGoogle Earth上に表示されていたフォトリアル3Dデータの外周です。

画面の右側と左側を見比べると、建物や地形が立体的に続く場所と、通常表示へ切り替わる場所の違いを確認できます。

呉市の3D表示エリアを全体図で確認

次の画像は、Google Earth上で確認した呉市周辺の3D表示エリアです。

黄色い線で囲まれた範囲が、今回の動画で巡るフォトリアル3D表示エリアです。

Google Earthで確認した広島県呉市の3D表示エリア境界線

Google Earthで確認した呉市周辺の3D表示エリア。黄色い線がフォトリアル3D表示と通常表示の境界

呉市の3D表示エリアは、中心市街地だけを小さく囲む形ではありません。

市街地の背後に連なる山地、呉港周辺、海沿いの工業地帯、東側の住宅地までを含み、複雑な外周を形成しています。

北側では山の稜線や谷に沿うような細かな曲がりが続き、南側では海上へ張り出す区間や直線的な区間が目立ちます。

一周の中で、山側と海側の形が大きく変わることも呉編の特徴です。

黄色い線がない画像と見比べる

同じ範囲を、境界線のない状態でも掲載します。

Google Earthで見た広島県呉市と周辺の全体画像

Google Earthで見た呉市と周辺地域。境界線がない状態では3D表示範囲の形を判別しにくい

黄色い線を外すと、街や山がどこまでフォトリアル3Dで再現されているのか、全体図だけではほとんど分かりません。

呉市街、港湾部、山の斜面、海岸線が一続きに見えるためです。

建物を斜めから拡大すると表示の違いに気づく場所もありますが、この高さから眺めただけでは外周の形をつかみにくいでしょう。

2枚を見比べると、黄色い線で囲まれた範囲の広さだけでなく、呉市の地形と3D表示境界の関係も見やすくなります。

呉市は私にとって憧れの街

呉市は、私にとって以前から憧れの街です。

軍港や艦船建造の歴史だけが理由ではありません。私が惹かれるのは、海と山の間に形成された街そのものです。

中心部には碁盤の目のように整えられた街路が広がっています。

一本の表通りだけに人や車の流れが集まるのではなく、細かな路地も別の通りへつながり、街の中を回遊できるように見えます。

私は、このような街を「街の表面積が広い」と感じます。

通過するためだけの道ではなく、歩いたり、曲がったり、別の通りへ移ったりできる場所が多い。地図を眺めているだけでも、街の内部にいくつもの入口があるように思えるのです。

商店街の構成にも興味を惹かれます。

複数車線の大きな通りに面した商店街と、屋根に覆われた全蓋型アーケードが近い距離で並ぶ街並み。性格の異なる二つの通りを行き来できるところにも、呉の中心市街地の奥行きを感じます。

整然と区画された中心部から山裾へ目を移すと、街路の表情が変わります。

郊外の住宅地では、山の斜面や谷の形に合わせるように路地が延びています。直線を基調とした中心市街地と、地形に従って展開する山裾の住宅街が、近い距離に並んでいるのです。

四方を海と山に囲まれているような感覚、整然とした中心部、地形に合わせて広がる郊外。その組み合わせが、私にとっての呉市の大きな魅力です。

START/GOALは呉駅

今回のツアーでは、呉駅をSTART地点とGOAL地点に設定しました。

呉駅は3D表示エリアの境界線上にあるわけではありません。

動画は呉駅を画面内に収めた状態から始まり、駅の上空を通過して、東側の3D表示エリア外周へ向かいます。

境界線へ到着してから約49.3kmの外周を時計回りに一周。外周を離れた後は、再び呉駅へ戻ります。

制作途中では、呉駅が画面から見切れたり、外周へ向かう場面でカメラが横方向へずれたりする問題がありました。

STARTでは呉駅を画面内に収め、進行方向を向いたまま出発。GOALでは呉駅の約3km手前から駅を前方に捉えるよう、カメラ位置を調整しています。

単に座標上で呉駅へ戻るだけではなく、映像を見る人が「呉駅から出発し、呉駅へ帰ってきた」と分かる見え方を重視しました。

ミニマップにも呉駅のSTART/GOALを表示

動画左上のミニマップには、Google Earth上で調査した呉市の3D表示エリア境界線を使用しています。

飛行用に滑らかに整えたルートではなく、黄色い線で示した実際の3D表示境界です。

  • 黄色い線:未通過の3D表示境界
  • 水色の線:通過した境界区間
  • 白い丸:現在位置
  • START/GOAL:呉駅
  • 呉駅と外周を結ぶ線:駅から境界までの移動区間
  • 進捗率:0.0%から100.0%
  • 外周距離:0.0kmから49.3km

呉駅から外周へ向かう間は、3D表示境界の進捗に含めていません。

外周へ到着してから進捗が始まり、一周を終えた時点で100%になります。その後は、白い丸が外周から呉駅へ戻ります。

外周距離と、START/GOALまでの移動区間を分けることで、ツアー全体の流れを把握しやすくしました。

海と山で大きく表情が変わる3D表示境界

呉市編を一周すると、同じ黄色い境界線でも周囲の景色が大きく変わります。

北側では、山地の細かな起伏に沿って境界線が続きます。谷が市街地へ向かって延び、住宅地が山裾へ入り込む様子も確認できます。

海側では、境界線が呉湾や港湾施設を取り囲むように進みます。

山側の細かな曲線に対し、海上や埋立地付近では長い直線や直角に近い折れ曲がりが現れます。

市街地だけでなく、山の斜面、港、海面を含むため、呉市の3D表示エリアは四角や楕円のような単純な形にはなりません。

地形と市街地の広がりを、そのまま外周線にしたような形です。

飛行ルートを滑らかに整えた理由

3D表示エリアの境界線には、短い折れ曲がりや細かな凹凸が数多くあります。

その全点をカメラで忠実に通過すると、短い間隔で進行方向が変わり、小刻みなカクつきが生じます。

呉市編では、ユーザーが設定したルートポイントを基礎にしながら、飛行地点の間隔を整え、カーブを滑らかにつなぎました。

  • 短い間隔でカメラが左右へ振れないこと
  • 常に進行方向を向いて飛ぶこと
  • 呉駅から外周へ自然に入ること
  • 外周から呉駅へ自然に戻ること
  • 黄色い境界線が画面から外れにくいこと
  • 3D側を右、2D側を左に保つこと

カメラの高度は海抜約1,500m、傾斜角は68度です。

当初は75度も試しましたが、地形と街の広がりを同時に見やすい68度へ戻しました。

ミニマップでは実際の3D表示境界線を示し、メイン映像では滑らかに整えたルートを飛行する。この役割分担によって、外周の正確な形と映像の見やすさを両立させています。

Google Earthのフォトリアル3D表示とは?

Google Earthのフォトリアル3D表示は、航空写真などから作られた立体モデルに画像を重ね、建物や地形を現実に近い姿で再現する機能です。

対応地域では、建物の高さ、屋根の形、道路、港湾施設、樹木、山地の起伏まで、さまざまな角度から見ることができます。

対応していない場所では、航空写真と地形を中心とした通常表示になります。

一つの市や県が、その行政界どおりに丸ごと3D化されているわけではありません。

街がどこまで立体的に再現され、どこから通常表示へ切り替わるのか。その境界を黄色い線で示し、外周を空からたどるのがGlobal Map Insightsの3D表示エリアツアーです。

2026年8月時点の呉市3D表示エリアを残す

Google Earthの航空写真や3Dデータは、地域によって追加・更新されます。

現在は通常表示の場所が将来3D化されたり、呉市周辺の3D表示エリアが山側や海岸側へ広がったりする可能性もあります。

今回の動画と全体図は、2026年8月の制作時点で確認できた呉市周辺の3D表示範囲です。

将来、同じ場所で境界線を引き直せば、どの方向へ3D表示が広がったのか、外周の形がどのように変わったのかを比較できます。

映像として楽しむだけでなく、その時点のGoogle Earthの状態を残す記録でもあります。

Google Earth 3D表示エリアツアーをもっと見る

各都市の動画と記事は、3D表示エリアツアーのライブラリーにまとめています。

Global Map Insightsについて

Global Map Insightsでは、Google EarthやGoogle Mapsの3D表示エリア、都市の変化、地図データの境界を独自に調べています。

YouTubeチャンネルでは、3D表示範囲の外周を空から一周する「3D Coverage Tour」を公開中です。

街の観光名所を順番に紹介する動画ではありません。

街がGoogle Earthでどこまで立体表示されているのか。その端を黄色い線とミニマップで追う動画です。

お住まいの街や、よく知っている地域が3D表示されているか、動画と全体図で確認してみてください。

調べてほしい都市や、動画で巡ってほしい地域がありましたら、YouTubeのコメント欄からお知らせください。

Global Map InsightsをYouTubeで見る

まとめ

この記事では、Google Earthで呉市周辺が3D表示される範囲を、動画と全体図で紹介しました。

  • START/GOALは呉駅
  • 呉駅から3D表示エリア外周へ移動して一周
  • 黄色い線はフォトリアル3D表示エリアの境界
  • 外周距離は約49.3km
  • 進行方向の右側が3D、左側が通常の2D表示
  • ミニマップには実際に調査した3D表示境界線を使用
  • 呉駅と外周の移動区間をミニマップに表示
  • 飛行高度は海抜約1,500m、カメラ角度は68度
  • 海、山、港、市街地を含む複雑な境界線
  • 2026年8月時点の3D表示範囲を将来の比較用に記録

呉市は、整然とした中心市街地と、地形に合わせて山裾へ延びる住宅街をあわせ持つ都市です。

街路や路地を通じて人と車が回遊できる場所が多く、私には「街の表面積が広い」と感じられます。

その街を海と山が囲み、Google Earthの3D表示境界も地形に合わせて複雑な形を描いています。

呉駅を出発し、約49.3kmの外周を一周して、再び呉駅へ戻る旅。ぜひ大きな画面でご覧ください。

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