Google Earthの岡山県において、新たに高梁市がフォトリアル3D表示エリアへ移行していることを確認しました。
今回の更新では、高梁市中心市街地をはじめ、日本で唯一の現存山城である備中松山城や、旧落合村・旧成羽町の市街地などが立体的に表示されています。
本記事では、高梁市の3D表示エリアの範囲とともに、Google Earthだからこそ分かる盆地地形や山城の立地、歴史ある市街地の景観などを紹介します。
Google Earth/Map 高梁市の3D表示エリア
高梁市の3D表示エリア
高梁市の3D表示エリアは、市街地よりも山地の占める割合が圧倒的に大きいことが特徴です。3つの盆地に市街地が点在し、それらを広大な山地が取り囲む様子は、Google Earthの3D表示によってより分かりやすく把握できます。
岡山県内の3D表示エリア
今回、高梁市が新たに3D表示都市となったことで、岡山県内の3D表示エリアは「岡山市・倉敷市周辺」に次ぐ2か所目となりました。
岡山県内陸部には、津山市や新見市をはじめ、歴史や文化、自然に恵まれた魅力的な都市が数多くあります。これらの都市についても、今後Google Earthの3D表示エリアに加わることを期待したいところです。
Google Earth/Map 3Dで見る高梁市
高梁市中心部
伝統的な家屋が広がる高梁市街地において、備中高梁駅に隣接する市の複合施設はひときわ存在感を放っています。Google Earthの3D表示では、歴史ある街並みの中に現代的な建築が調和している様子を立体的に確認できます。
備中高梁駅は、岡山駅と山陰地方を結ぶ特急「やくも」の主要停車駅の一つです。また、東京と出雲市を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」も上下列車が停車しており、岡山県中西部を代表する鉄道の玄関口となっています。
備中松山城
備中松山城は標高430mに築かれた、日本で唯一の現存山城です。眼下に広がる高梁市街地は標高約60mに位置しており、その高低差は約370mにも達します。Google Earthの3D表示では、この急峻な地形と城下町を見下ろす圧倒的な立地が立体的に再現されており、「天空の山城」と呼ばれる理由を実感できます。
これまで写真では伝わりにくかった「山上の城」と「盆地の城下町」の位置関係を、Google Earthでは一目で理解できます。
旧 落合村
旧落合村は、1954年の市町村合併によって誕生した高梁市を構成した現在の高梁市中心部の東側に位置する旧村です。
現在は高梁市の一部となっており、高梁市中心部が広がる盆地の東側に連なる盆地に市街地が形成されています。Google Earthの3D表示では、山地に囲まれた二つの盆地が連続しながら市街地が発展している様子を立体的に確認できます。
旧 成羽町
旧成羽町は、成羽川沿いに形成された盆地状の市街地です。
高梁市中心部がある盆地、旧落合村のある盆地、そしてさらに西側に位置する盆地に成羽町の市街地が広がっています。
Google Earthの3D表示では、吉備高原の山々に囲まれた盆地地形と、成羽川に沿って発展した市街地の様子を立体的に確認できます。
2004年の市町村合併により高梁市の一部となりましたが、現在も高梁市西部を代表する市街地の一つとなっています。
高梁市立吹屋小学校と吹屋ふるさと村
今回のGoogle Earth更新では高梁市街地や備中松山城周辺が3D表示となりましたが、国の重要伝統的建造物群保存地区「吹屋ふるさと村」や旧吹屋小学校周辺は、今回の更新では対象外となりましたが、高梁市を代表する歴史景観の一つであり、今後の3D表示化が期待されるエリアです。
旧吹屋小学校は、2012年の閉校まで現役で使用されていた日本最古の木造校舎として知られています。明治時代に建築された擬洋風校舎は現在も保存されており、吹屋の歴史を伝える貴重な文化財となっています。
吹屋地区は歴史的な町並みや山間の地形が魅力であり、3D表示との相性も非常に良い地域です。今後のGoogle Earth更新でフォトリアル3D化されれば、町並みや地形を立体的に楽しめる新たな見どころになるでしょう。













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