三重県の鳥羽市・志摩市および伊勢志摩国立公園周辺において、Google Earthの3D表示を確認しました。
今回の3D化により、複雑に入り組んだリアス海岸や英虞湾に浮かぶ大小の島々、鳥羽市や志摩市の街並みを、まるで空中散歩をするかのように立体的に眺められるようになっています。
伊勢志摩地域は、日本を代表する海洋景観を有するエリアとして知られていますが、その美しい地形を上空から立体的に確認できるようになった意義は非常に大きいといえるでしょう。
本記事では、Google Earthの3D表示で見る伊勢志摩国立公園の景観と、鳥羽市・志摩市の各エリアの見どころを紹介します。
Google Earth 3Dで見る伊勢志摩国立公園
伊勢志摩国立公園は、三重県南東部に広がる国立公園で、複雑なリアス海岸と数多くの島々が織りなす日本有数の海洋景観を有しています。
Google Earthの3D表示では、英虞湾をはじめとする入り組んだ海岸線や、海上に点在する島々の起伏を立体的に確認できます。これまで地図だけでは把握しにくかった伊勢志摩の地形的な魅力を、より直感的に感じられるようになりました。
Google Earth 3Dで見る鳥羽市
鳥羽駅
鳥羽駅は、JR参宮線の終着駅であり、近鉄鳥羽線もここで終点となります。そして、鳥羽駅から先の賢島駅方面へは近鉄志摩線として路線が続いています。
ご覧のとおり、鳥羽駅は非常に土地の制約が大きい場所に立地しています。
私が特に気に入ったのは、山側の南口です。駅を出ると、すぐ背後に山地が迫っています。平地の少ない鳥羽市特有の地形がもたらす風景です。
もちろん、このように山が駅前まで迫る駅は全国にも数多く存在します。しかし、鳥羽駅は鳥羽市という全国的にも知られた観光都市の中心駅です。駅前広場と橋上駅舎をしっかりと確保しています。このギャップが私が鳥羽駅を気に入った理由の1つめです。
1911年の鳥羽駅開業前は現在の駅施設のほとんどは海でした。まさに海を埋め立てて生まれた市街地です。開業の埋め立てから段階的に埋め立てが進み現在の形となっています。
次に気に入ったのが、鳥羽駅の番線の多さです。
鳥羽駅には、JR参宮線に2つの番線、近鉄鳥羽線・志摩線に4つの番線があり、合計6つの番線を有しています。
Google Earthで俯瞰すると分かりますが、鳥羽駅周辺はもともとは鉄道施設を整備しやすい土地ではありません。それでも6つもの番線を備えた堂々としたターミナル駅なのです。
これが私が鳥羽駅を気に入った2つ目の理由です。
鳥羽駅と中之郷駅の短い駅間も魅力
鳥羽市の代表駅である鳥羽駅と、その隣の中之郷(なかのごう)駅との駅間は約1kmしかありません。
鳥羽駅はJR参宮線の終着駅であり、近鉄鳥羽線と志摩線を結ぶ伊勢志摩観光の玄関口です。特急列車も発着し、都市間輸送の性格が強いターミナル駅といえるでしょう。
一方の中之郷駅は、鳥羽城跡や鳥羽水族館、鳥羽市街地に近く、どちらかといえば地域住民の日常交通を担う、地方鉄道らしい性格を持つ駅です。実際には、鳥羽市の中心市街地に最も近い駅はこちらといえますね。
このように役割は異なりますが、2つの駅が街中の短い駅間で並んでいいます。
もちろん都市ごとに事情はさまざまですが、地方私鉄では短い駅間で細やかに地域交通を支えている例が少なくありません。また、地方のJRでも、都市圏内では短い駅間にもかかわらず駅が設置されているケースがあります。
駅の設置はその都市や地域ごとに事情は様々ですが、地方の都市圏内にどのくらいの駅があるのか、ついつい見てしまいます。
それと、鳥羽市の中心街は、海と山と街が凝縮されています。その中を鉄道が通る姿はまるで鉄道模型レイアウトのようなビジュアルです。
鳥羽駅の歴史は実に興味深い
鳥羽駅にまつわる歴史も、非常に興味深いものがあります。
参宮線の開通、志摩線の全線開通、そして比較的近年といってよい近鉄鳥羽線の開業。それに伴い、鳥羽駅では駅配線の変更や駅規模の拡大が繰り返されてきました。
さらに、志摩線の狭軌から標準軌への改軌に伴う線路の付け替え、そのために必要となった海の埋め立て、そして中之郷駅の移転など、限られた地形の中で大規模な改良が行われてきた歴史があります。
Google Earthで現在の鳥羽駅周辺を俯瞰すると、山と海に挟まれたわずかな平地に、これだけの鉄道施設と市街地が凝縮されていることに改めて驚かされます。現在の鳥羽駅と周辺の姿は、100年以上にわたる改良の積み重ねの上に成り立っています。
鳥羽城と中心市街地
Google Earthで俯瞰すると、鳥羽市の中心市街地は実に興味深い空間であることが分かります。
山と海に挟まれた限られた平地の中に、街、鉄道、観光施設がぎゅっと凝縮され、さらに鳥羽城跡や旧鳥羽小学校校舎といった歴史遺産までが同居しています。
自然・交通・観光・歴史が、これほどコンパクトな範囲に共存している都市は全国的に見ても決して多くはないでしょう。
鳥羽水族館の敷地は近代の埋め立て?
鳥羽城の画像右隣には、近鉄志摩線と道路を挟んで鳥羽水族館の建物群が広がっています。現在の海岸線は直線的な護岸となっているため、一見すると近代に大規模な埋め立てが行われて造成された土地のようにも見えます。
しかし、鳥羽城の縄張り図をGoogle Earth上に重ねてみると、現在の海岸線は城郭当時の海岸線とおおむね一致しており、少なくとも近代に入ってから大規模な埋め立てによって新たに生まれた土地ではないことが分かります。
むしろ、この場所は鳥羽城の二の丸が置かれていた海際の平坦地であり、鳥羽城自体が海に面した「海城」でした。
そのため、現在の鳥羽水族館周辺の土地は近代の埋め立て地というよりも、城の築城時に海岸部を造成・整地して整備された土地が基盤になっている可能性が高いと考えられます。
Google Earthで見ると、海に突き出した本丸と、その麓に広がる二の丸との位置関係がよく分かり、鳥羽城が海と一体になって築かれた城であったことを実感できます。
※鳥羽市のHP掲載の鳥羽城の縄張り(黄色い線)をGoogle Earth上に重ねました。
鳥羽城本丸の地形は大きく改変された?
鳥羽城本丸跡は、現在では小高い山の上に広い平坦地が広がっています。
しかし、鳥羽城の鳥瞰図や復元模型を見ると、当時の本丸は現在とは大きく姿が異なっていたことが分かります。
本丸には天守台や本丸御殿、櫓群が建ち並び、石垣による段差や腰曲輪も設けられていました。海へ向かって張り出した地形の起伏を巧みに利用しながら、複数の曲輪や建物群を配置した、立体的な縄張りを持つ海城だったと考えられます。
ところが、明治維新による廃城後、鳥羽城は解体され、本丸の地形も大規模に削平されたとみられています。
また、本丸跡は旧鳥羽小学校時代にグラウンドとして利用されており、その際に現在見られるような広大な平坦地へと整地が進められたと考えられます。
Google Earthで本丸跡を眺めると現在の平坦な姿からは鳥羽城が現役の頃の姿は想像しにくいですね。しかし、かつてこの場所には立体的で様々な城郭空間が広がっていたのでしょう。
Google Earth 3Dで見る志摩市
志摩市は2004年に、磯部町、浜島町、志摩町、阿児町、大王町が合併して生まれた自治体です。
本記事では志摩市を構成する旧5町の中心市街地(赤い丸付近)をGoogle Erathの3Dで俯瞰した姿を紹介します。
1 浜島町の街並み画像
旧浜島町の中心市街地は、まさにリアス式海岸を構成する半島状の陸地の先端に広がっています。
周囲には美しいリアス海岸が広がり、伊勢えびをはじめとする豊かな海産物に恵まれています。また、英虞湾の穏やかな景観を眺めながら過ごせる温泉や宿泊施設もあり、伊勢志摩らしい魅力が凝縮された街といえるでしょう。
かつて多くの観光客でにぎわっていた時代も、そして現在の落ち着いた佇まいを見せる浜島町も、その魅力の本質は変わっていません。豊かな自然と海の恵み、そして美しい景観という観光資源に恵まれた、素敵な街であることに変わりはないのです。
Google Earthで俯瞰すると、なぜこの地に先人の方々が集まり居住し、観光地として発展したのかがよく分かります。旧浜島町は、改めて注目されるべき伊勢志摩の観光地の一つではないでしょうか。
2 大王町の街並み画像
旧大王町の中心市街地は、リアス式海岸を構成する大きな半島の先端部に展開しています。
リアス式海岸らしく、沿岸部の多くは切り立った断崖となっており、平坦な土地は決して多くありません。そのため、市街地は海岸線に直接形成されているのではなく、海を見下ろす海抜のある高台に発達していることがGoogle Earthでよく分かります。
現地を歩いているだけでは気付きにくいものの、空から俯瞰すると、大王町の街は断崖の上の限られた平坦地を利用しながら形成されてきたことが一目瞭然です。
美しい海を間近に望みながらも、険しい地形と向き合い、その地形を巧みに利用して築かれてきた海辺の町。それが旧大王町の大きな魅力ではないでしょうか。
そして大王町を見ていると千葉県銚子市の犬吠埼を想起させてくれます。
半島や岬の先端に街が広がり、街のシンボルも灯台で海にぞむ感じもそっくりです。
「絵かきの町」として知られる大王町は、町全体がまるで一枚の絵画のような美しい景観を有しています。一方、犬吠埼灯台に併設された展示室には、犬吠埼灯台をモチーフにした絵画コンテストの作品が数多く展示されていました。その光景は、どこか大王町を思わせるものがあります。
東の犬吠埼、西の大王埼。この2つの岬の町は、もっと多くの人に語られ、訪れてほしい日本を代表する海洋景観の観光地ではないでしょうか。
3 志摩町の街並み画像
旧志摩町は、伊勢志摩国立公園内のリアス式海岸を有する地域の中では、比較的まとまった平地が広がる場所に市街地が形成されています。
しかし、Google Earthで俯瞰すると、市街地の内部には丘陵地が数多く存在していることが分かります。英虞湾全体を見れば、海の中に大小の島々が浮かぶ典型的なリアス式海岸の景観ですが、旧志摩町では、その丘陵地がまるで「島」のように見えてきます。
つまり、英虞湾が「海に浮かぶリアス式海岸」だとすれば、旧志摩町の市街地は「陸の中に浮かぶリアス式海岸」のような不思議な景観を形成しているのです。
平地が比較的広く見える一方で、実際には小さな丘陵が複雑に入り組んでおり、その起伏に沿って住宅地や道路が広がっています。この独特の地形こそが、旧志摩町の街並みに変化と奥行きを与えているように感じます。
旧志摩町を横断する道路は、ときに入り江を橋で渡り、海の上を走っているかのような風景を見せてくれます。Google Earthで俯瞰すると、その姿はどこかアメリカ・フロリダのキーウェストを結ぶ道路を思わせます。もちろん地形の成り立ちは異なりますが、海と陸が複雑に入り組み、その間を道路がつないでいく景観は、「リトル・キーウェスト」と呼びたくなるような魅力があります。
4 阿児町の街並み画像
旧阿児町の中心市街地である鵜方は、さすが志摩地方全体の中心といった風格を感じさせる街です。
鳥羽方面から訪れる人にとっては、鵜方に到着すると「ようやく志摩地方の中心都市にたどり着いた」という、ひと段落した気持ちになります。一方で、近鉄の終着駅であり観光エリアの賢島がこの先に控えていることから、「いよいよ伊勢志摩のハイライトへ向かう」という高揚感も味わうことができます。
つまり鵜方は、志摩地方の中心都市としての安心感と、旅の終着地へ向かう期待感の両方を感じさせてくれる街なのです。
鵜方駅南口
まず目を引くのが、立派で近代的な鵜方駅です。交通の要衝らしい大きな駅前ロータリーを備え、都会的な雰囲気を持つ島式ホームと橋上駅舎が構えています。その姿は、伊勢志摩の一地方都市というよりも、むしろ大都市圏近郊の私鉄沿線の主要駅を思わせます。
また、南口駅前には中小の雑居ビルが軒を連ね、金融機関や商業施設、飲食店などが集積しています。Google Earthで俯瞰しても、周辺の旧町と比べて市街地の規模や都市機能の集積が際立っており、「志摩市の中心はここである」ということに異論を挟む人は少ないでしょう。
鉄道、道路、市街地がコンパクトながらも高い密度でまとまっており、鵜方には志摩地方の玄関口、そして中心都市としての風格が確かに感じられます。
鵜方駅北口
もともと鵜方駅は北口側が街の中心でした。現在の北口には、周囲には志摩地方らしい民家が広がっています。Google Earthで鵜方の街を俯瞰すると、近代的な駅前空間と昔ながらの街並みが直結しており、志摩地方の中心でありながらこの地域独特の古都らしさも感じさせてくれますね。
鵜方駅北口に残る「かつての街並み」の痕跡
さらに鵜方駅北口では、少々気になる物件を見つけました。
駅前ロータリーの中に、一軒の民家が残っているのです。
おそらく、もともとは駅や線路の近くまで民家や商店が迫る街並みが形成されており、その後の駅前整備やロータリーの建設が進められる中で、この民家が残されたのでしょう。
もちろん詳細な経緯は確認が必要ですが、Google Earthで俯瞰すると、近代的な駅前空間の中に、かつての街並みの断片がそのまま残されているように見えます。
駅舎や駅前広場は時代とともに姿を変えていきます。しかし、この一軒の民家は、鵜方駅周辺がどのような街並みであったのかを今に伝えてくれる存在にも思えます。
駅施設の変化を感じながら、かつての街並みの痕跡を直に見ることができる-これは街並み景観が好きな人にとって、大変希少で興味深い事例といえるのではないでしょうか。
賢島と賢島駅
伊勢志摩観光にそれほど関心がなくても、鉄道ファンであれば、「賢島駅」という名前をご存じの方は少なくないでしょう。
賢島駅は、志摩半島の先端部に位置する近鉄の終着駅です。大阪や名古屋から特急列車が直通し、鉄道地図を眺めているだけでも、「近鉄の線路はこんな半島の先端まで延びているのか」と、どこか旅情をかき立てられる存在でもあります。
そして実際にGoogle Earthで俯瞰してみると、その印象はさらに強まります。賢島駅は、英虞湾に浮かぶ小さな島に設けられた終着駅であり、周囲を海と島々に囲まれた非常に個性的な立地にあります。
開業当初の賢島駅は、観光を目的とした駅ではありませんでした。真珠の養殖で知られる志摩の特産品を運搬する路線の途中に設けられた、一旅客駅という存在でした。
しかし現在では、大阪や名古屋から特急列車が直通し、英虞湾の美しい海洋景観に囲まれた近鉄の終着駅へと発展しました。
小さな旅客駅として誕生した賢島駅が、今では日本有数の私鉄がたどり着く「海の終着駅」となっていることに、私は大きなロマンを感じます。
5 磯部町の街並み画像
旧磯部町は、志摩市の玄関口ともいえる場所に位置しています。
志摩市は市域全体が伊勢志摩国立公園に属していますが、合併前の旧5町はそれぞれ異なる個性を持っています。
旧浜島町、旧大王町、旧志摩町、旧阿児町の4町は、美しいリアス海岸や英虞湾の景観、海産物、温泉、リゾートといった、海洋の自然景観や観光資源のイメージが強い地域です。
もちろん、磯部町も伊勢志摩の豊かな自然に恵まれています。しかし、私には海洋観光のイメージ以上に、伊勢神宮との深い結び付きや、神話・信仰の里という印象が感じられ、他4町とは異なる趣を感じます。
実際、磯部町には天岩戸伝説が残り、古くから伊勢神宮との関係が深い地域として知られています。志摩地方へ向かう途中に位置することもあり、どこか「神宮の世界から海の世界へと移り変わる境界」に立っているような、不思議な雰囲気を持った地域です。
海の志摩へ入る玄関口、同時に神話と信仰の気配を感じる町―それが旧磯部町の大きな魅力だと思います。
志摩磯部駅と美しい街区
スペインを想起させるデザインの志摩磯部駅。現在では志摩スペイン村への玄関口としての役割は以前ほど大きくありませんが、磯部町周辺の住民の方々にとっては、今もなお地域のランドマークとして親しまれている存在です。
そして、特筆すべきは志摩磯部駅周辺に広がる美しい街区です。
この地域は、もともとは広大な水田地帯でした。しかし現在の街並みは、単に志摩スペイン村の開発に伴って形成されたものではありません。磯部町が自治体として発展し、都市としての機能を高めていくという構想のもと、計画的に整備された街区なのです。
Google Earthで俯瞰すると、その整然とした道路配置や区画の美しさがよく分かります。
志摩市には、リアス式海岸の複雑な地形と共存する独特の住宅地が数多く存在しています。しかし、このように計画的で開放感のある街区は、志摩市の中でも極めて特徴的な存在ではないでしょうか。
海洋景観や観光施設だけではなく、街そのものの美しさを味わえることも志摩地方の魅力の一つです。私は、この志摩磯部駅周辺の街区全体を、「志摩地方都市景観観光資源」の一つとして強く推薦したいと思います。
伊勢志摩の天岩戸
旧磯部町には、天照大神が隠れたとされる天岩戸伝説が残っています。
天岩戸と聞けば、宮崎県高千穂町を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
私も高千穂の天岩戸を訪れましたが、その見学は厳格を極めます。見学人数は時間帯ごとに管理され、写真撮影は禁止です。本殿のすぐ下には渓谷があり、その対岸に天岩戸がありますが、本殿が目隠しとなっているため周囲から直接見ることもできません。インターネット上や書籍にも高千穂の天岩戸の写真は掲載されていません。
その絶対的ともいえる秘匿性こそが、高千穂の天岩戸の大きな魅力なのでしょう。「一生に一度はこの目で見てみたい」と思わせる特別な存在感があります。高千穂は、まさに神話の世界が今も息づく素晴らしい場所でした。
一方、伊勢志摩の天岩戸もGoogle Earthでは3D表示エリアに含まれています。しかし、周囲を深い森林に覆われているため、3D表示からその姿を確認することはできません。ところが、ストリートビューでは天岩戸の様子を確認することができます。
高千穂の天岩戸が「見えないからこそ訪れたくなる場所」だとすれば、伊勢志摩の天岩戸は「この神々しい姿を見てしまったからこそ、今度は自分の目で確かめてみたくなる場所」といえるかもしれません。
どちらも人々を惹きつける力を持っていますが、その魅力への導き方は対照的です。そして、その違いこそが、二つの天岩戸の面白さなのではないでしょうか。
まとめ:鳥羽市、志摩市、伊勢志摩国立公園の3D表示化の意義、効果
今回のGoogle Earthの3D表示化によって、伊勢志摩地域の魅力がさらに身近になりました。
特に感動的なのは、英虞湾全体を上空から俯瞰できるようになったことです。複雑に入り組んだ海岸線と、無数の島々が織りなす独特の景観は、まさに伊勢志摩ならではの絶景といえるでしょう。
また、島々の中に点在する小さな集落の姿まで立体的に確認できるようになり、人々が海とともに暮らしてきた歴史や営みも感じられます。
これまで現地を訪れなければ実感しにくかった伊勢志摩の壮大な景観を、自宅にいながら空から楽しめるようになったことこそ、今回の3D表示化における最大の魅力ではないでしょうか。
まさにGoogle Earthで俯瞰することで、「実際に訪れてみたい」と思わせてくれる観光地。それが、鳥羽市と志摩市の全域を抱く伊勢志摩国立公園なのだと思います。
私自身、今回の3D表示を見て、鳥羽市と志摩市の隅々まで訪れ、本土はもちろん、海に浮かぶ島々に存在する小さな集落まで、この目で見て回りたいという気持ちに駆られました。
複雑なリアス海岸と、そこに寄り添うように営まれてきた人々の暮らし。その姿を空から眺めることで、この地域が持つ魅力を改めて実感することができます。
今回の鳥羽市・志摩市の3D表示化は、伊勢志摩の魅力を全国、さらには世界へ発信する新たなきっかけとなり、この地域の活性化にもつながる大きな可能性を秘めているのではないでしょうか。
今後もGoogle Earthのさらなる高精細化によって、日本各地の美しい景観を新たな視点から楽しめるようになることに期待したいと思います。























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