Google Earthにおいて、中部地方の3D表示エリアに変化が確認されました。
今回の更新では、名古屋都市圏の3D表示エリアが三重県側へ拡大し、新たに鳥羽市と志摩市が3D表示都市となっています。一方、豊橋市周辺の3D表示エリアも変化が見られ、浜松市周辺の3D表示エリアとの距離を縮める形となりました。
本記事では、名古屋都市圏および豊橋市周辺の3D表示エリアについて、拡大前後を比較するとともに、周長や面積の変化を数値で検証します。また、今後の3D表示エリアの連結可能性や、近隣地域の3D化の動向についても考察していきます。
Google Earth 名古屋都市圏と豊橋市周辺の3D表示エリアの変化
3Dエリア拡大前
愛知県都市圏3D表示エリアは、名古屋市を中心として、愛知県の主要都市に加え、岐阜県および三重県の平野部の主要都市を含む広大なエリアとなっています。
一方、豊橋市周辺3D表示エリアには、豊橋市、豊川市、蒲郡市といった東三河地方を代表する都市が含まれています。
しかし、2026年6月時点では、この2つの3D表示エリアはまだ連続しておらず、1つの巨大な3D表示エリアにはなっていません。
3Dエリア拡大後
名古屋市都市圏3D表示エリアでは、三重県側へエリアが拡大していることが分かります。
一方、豊橋市周辺の3D表示エリアについては、一見すると拡大の違いが分かりにくいかもしれません。
3Dエリア拡大前後の比較を可視化
名古屋市都市圏3D表示エリアでは、三重県側へエリアが拡大し、その中でも鳥羽市や志摩市が3D表示エリア内に含まれたことが分かります。
一方、豊橋市周辺の3D表示エリアについては、浜松市周辺の3D表示エリアに近づいたことがわかります。
名古屋都市圏の3Dエリア拡大前後の距離と面積の比較
次に、広大な名古屋都市圏のの3D表示エリア拡大について、距離や面積といった数値の面から見ていきます。
名古屋都市圏の距離の比較
- 拡大前 の 3Dエリア表示ラインの長さ:約 575 km
- 拡大後 の 3Dエリア表示ラインの長さ:約 642 km
名古屋都市圏の拡大前後の面積の比較(KMZデータ解析)
| 3D表示エリア | 周長(KMZ計測) | 面積 |
|---|---|---|
| 拡大前(2026/02/23) | 575.30 km | 4,189.07 km² |
| 拡大後(2026/06/19) | 641.95 km | 4,602.63 km² |
名古屋市3D表示エリアの面積は、2026年2月時点の約4,189.1km²から、2026年6月には約4,602.6km²へ拡大した。増加面積は約413.6km²で、約9.9%の拡大となる。また、周長も約575.3kmから約641.9kmへと約11.6%増加している。
拡大前後の面積の増加量
増加量
- 面積増加:413.56 km²
- 面積倍率:約1.1倍
- 面積増加率:約9.9%
周長の変化
- 575 km → 642 km
- 増加:66.64 km
- 増加率:約11.6%
豊橋市周辺の3Dエリア拡大前後の距離と面積の比較
次に、広大な名古屋都市圏のの3D表示エリア拡大について、距離や面積といった数値の面から見ていきます。
豊橋周辺3D表示エリアの距離の比較
- 拡大前 の 3Dエリア表示ラインの長さ:約 134.18 km
- 拡大後 の 3Dエリア表示ラインの長さ:約 134.85 km
なんと3D表示エリアのラインは、わずか約670m(約0.5%)の増加にとどまっています。これは旧エリアの外周が入り組んだ非直線的な形状であったため、境界線の長さがほとんど変わらなかったことが要因と考えられます。
豊橋周辺3D表示エリアの拡大前後の面積の比較(KMZデータ解析)
| 3D表示エリア | 周長(KMZ計測) | 面積 |
|---|---|---|
| 拡大前(2026/02/22) | 134.18 km | 416.96 km² |
| 拡大後(2026/06/19) | 134.85 km | 564.16 km² |
豊川・豊橋・蒲郡エリアのGoogle Earth 3D表示面積は、2026年2月時点の約417.0km²から、2026年6月には約564.2km²へ拡大しました。増加面積は約147.2km²で、約35.3%の拡大となります。
拡大前後の面積の増加量
増加量
- 面積増加:147.20 km²
- 面積倍率:約1.35倍
- 面積増加率:約35.3%
周長の変化
- 134.18 km → 134.85 km
- 増加:0.67 km
- 増加率:約0.499%
「周長はほぼ変化なし、しかし面積は増大」。
このエリアの検証結果はとても興味深いものとなりました。今後も周長と面積の両面から3D表示エリアの変化を検証することで、Google Earthならではの興味深い特徴が見えてくるかもしれません。
Google Earth 他の3D都市の表示エリア拡大の動向は?
今回確認できたエリア以外では、3D表示エリアの拡大による変更は確認できませんでした。
また、中部国際空港(セントレア)についても、引き続き2D表示のままとなっています。
今後の注目点としては、名古屋都市圏の3D表示エリアと豊橋市周辺の3D表示エリアが、将来的に1つの連続したエリアとして結合するかどうかが挙げられます。
あわせて、現在2D表示となっている知多半島や渥美半島の3D化の動向にも注目したいところです。
また、今回の豊橋市周辺3D表示エリアでは、周長の変化はわずかであった一方、面積は大きく拡大しており、既存エリアの内側を埋めるように3D化が進んだことがうかがえます。このような拡大傾向を踏まえると、将来的には浜松市周辺の3D表示エリアと連続する可能性もあり、今後のGoogle Earthの更新動向から目が離せません。
Google Earth 近隣の2D表示都市の3D表示化への動きは?
今回の表示拡大により、三重県の鳥羽市と志摩市が新たに3D表示都市となりました。リアス式海岸が織りなす英虞湾の複雑で美しい地形を、これまで以上に立体的かつ迫力ある視点で俯瞰できるようになっています。
英虞湾をはじめとする伊勢志摩地域の3D表示の様子については、近いうちに改めて詳しくご紹介したいと思います。






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