【Google Earth/Map】出石町(兵庫県)が3D表示都市に移行

【Google Earth/Map】出石町(兵庫県)が3D表示都市に移行 Google Earth 3Dエリア

【追記】速報版として公開していた記事に、Google Earthによる詳細な俯瞰画像や歴史・街並みの考察を追加し、大幅に内容を充実させました。

兵庫県北部・但馬地域に位置し、「小京都」として知られる出石町(現・豊岡市)が、Google Earth/Google Map上で新たに3D表示都市へ移行していることを確認しました。

城下町の町割りや歴史ある街並みを、立体的な3D表示で俯瞰できるようになっています。

本記事では、今回確認できた3D表示エリアの概要を速報として紹介します。

3D表示範囲や街並みの見どころ、周辺地域への影響などの詳細については、後ほど追記していきます。

Google Earth/Map 出石町の3Dエリアを可視化

3D表示エリアにおける出石町の位置

 

Google Earth/Map 3Dで見る出石町

市街地 全景

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)全景

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)全景

 

中心市街地

小京都と称される美しい城下町・出石町。その中心市街地を、Google Earthの3Dビューで俯瞰してみましょう。

まずは南東方向から、出石城と中心市街地を俯瞰してみましょう。Google Earthの3Dビューを通して、江戸時代から受け継がれてきた美しい城下町の景観を、現代にいながら上空から眺めることができます。

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

次に、出石城から南へと伸びる城下町の景観です。城を起点として形成された南北の通りがまっすぐに続き、その先には出石城が印象的なシルエットを描いています。Google Earthの3Dビューでは、城と城下町が一体となった美しい景観を上空から楽しむことができます。

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地 南北の筋

 

こちらは東西方向から俯瞰した街並みです。南北の通りも印象的ですが、東西方向から眺めると、重厚感のある町家が連続して建ち並ぶ様子がより際立ちます。Google Earthの3Dビューでは、江戸時代の城下町の面影を色濃く残す町並みが立体的に表現され、往時の城下町の雰囲気を感じることができます。

また、東西に伸びる通りと南北の通りが交差する町割りは、京都のような碁盤目状の都市構造を思わせる景観となっており、「小京都」と呼ばれる出石らしさを上空から実感できます。

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地 東西の筋

 

真上から俯瞰した出石町中心市街地は、まるで美しいタイル細工のように町屋々が整然と並び、一つの芸術作品のような景観を形成しています。さらに、真上からの視点であっても3D処理が施されているため、町屋一棟一棟の高さや奥行きを感じることができ、通常の航空写真とは異なる立体的な街並みを楽しめます。

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

郊外

こうした郊外の集落も、出石の城下町と一体となって歴史ある景観を形成してきたように感じられます。

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)郊外

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)郊外

Google Earth/Maps  出石城は3D、有子山城は2D

Google Earthの3Dビューでは、麓に築かれた出石城と、その背後にそびえる有子山を同時に眺めることができます。

戦国時代には山頂の有子山城が、この地域の拠点でした。その後、1604年に山麓へ出石城が築かれ、城下町の中心は現在の出石城周辺へ移りました。

興味深いことに、Google Earthでは出石城周辺はフォトリアル3Dで立体的に表示される一方、有子山山頂の城跡は現在も2D地形のままです。

そのため、一つの画面の中で

  • 江戸時代の城下町を立体的に楽しめる3Dエリア
  • 戦国時代の山城跡が残る2Dエリア

という、異なる表現が隣り合う景観を見ることができます。

Google Earthならではの視点から、出石の歴史の移り変わりを感じられる興味深いポイントといえるでしょう。

出石城(3D)

3D表示となった出石城です。出石の街全体がまだ2D表示だった時代には、出石城だけがフォトリアル3Dで個別にマッピングされ、町のランドマークとしてひときわ存在感を放っていました。

現在では城下町全体が3D化されたことで、出石城は街並みと一体となった歴史景観の中心として、その魅力をより実感できるようになっています。

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)出石城

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)出石城

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)出石城 個別マッピング

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)出石城 個別マッピング

 

出石城大手門跡に建つ、出石町のシンボル「辰鼓楼(しんころう)」もフォトリアル3Dで再現されています。かつて大手門の見張り櫓があった場所に建てられた辰鼓楼は、明治4年に鼓楼として建設され、その後時計台となり、現在も出石を代表するランドマークとして親しまれています。Google Earthでは、その歴史ある姿を立体的に眺めることができます。

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)出石城 辰鼓楼

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)出石城 辰鼓楼

 

有子山城(2D)

有子山城跡は現在も2D表示ですが、山そのものは立体地形で表現されています。そのため、Google Earthで俯瞰すると、有子山城が出石の城下町を見下ろす険しい山頂に築かれていたことがよく分かります。麓の出石城と見比べることで、戦国時代の山城から江戸時代の平山城へと移り変わった歴史を、地形とともに感じることができます。

Google Earth 2D 出石町(兵庫県豊岡市)有子山城

Google Earth 2D 出石町(兵庫県豊岡市)有子山城

出石の街が京都に似ている

出石は「但馬の小京都」と呼ばれる美しい城下町です。

その理由は、町家が連なる街並みや辰鼓楼などの歴史的景観にあるとされています。

しかし、Google Earthで出石の町全体を俯瞰してみると、私は街並みだけではなく、地形や川、街路の配置にも京都を思わせる要素があるように感じました。

市街地のそばを流れる出石川の形状は、京都の鴨川を思わせます。さらに、川を渡る東西方向の通りと橋、その先に歴史ある街並みが広がる構成は、京都の四条通・四条大橋、そして祇園・八坂方面へと続く景観を連想させます。

もちろん、出石の町割りが京都と同じ構造であるという意味ではありません。

しかし、上空から見ると、川、橋、東西の通り、そしてその先に広がる歴史的な町並みが重なり合い、「小京都」と呼ばれる理由を、街並みだけでなく都市全体の形からも感じることができます。

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

Google Earth 出石町(兵庫県豊岡市)中心市街地

 

最後に

出石町のフォトリアル3D化により、城下町の美しい街並みをこれまで以上に立体的に楽しめるようになりました。

出石城を中心とした町割りや、町家が連なる歴史ある街並み、そして背後にそびえる有子山まで、Google Earthでは出石の都市構造を一望することができます。

さらに俯瞰してみると、私は「但馬の小京都」と呼ばれる理由は街並みだけではなく、山々に囲まれた地形や川、橋、街路の配置など、都市全体の景観にもあるように感じました。

Google Earthは単なる地図ではなく、都市や歴史を新たな視点から発見できるツールです。

ぜひ皆さんも自由に視点を変えながら、出石の城下町を上空から散策し、自分だけの新たな発見を楽しんでみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました