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Google Earthで都市を表示すると、建物や地形が立体的に再現される「フォトリアル3D表示エリア」があります。
ただし、3D表示がどこまで続き、どこから通常の航空写真を中心とした表示へ切り替わるのかは、Google Earthを普通に眺めているだけでは、なかなか分かりません。
そこでGlobal Map Insightsでは、Google Earthの3D表示エリアと2D表示エリアの境界を独自に調査し、黄色い境界線に沿って空から巡る「3D表示エリアツアー」を制作しています。
今回紹介するのは、福井県の福井市から鯖江市、越前市方面へ南北に続く3D表示エリアです。
市街地だけを切り取った範囲ではなく、福井平野を縦断するように複数の都市が一続きの3D表示エリアに含まれています。
いつも当サイトをご覧いただいている皆様へ
福井編では、境界線の細かな曲がり方に合わせて飛行経路を調整し、視点の揺れや急な方向転換をできる限り抑えました。
試作映像を確認しながら制御地点の位置やカーブのつながりを何度も調整し、公開版では黄色い境界線を追いやすい動きにまとめています。
動画右上のミニマップには、飛行経路を単純化した線ではなく、実際に調査した福井3D表示エリアの形を表示しました。
福井平野に広がる3D表示範囲を、全体マップと空中映像の両方からご覧ください。
Google Earth福井市3D表示エリアツアー
こちらが、Google Earthの福井市周辺に形成された3D表示エリアを巡るツアー動画です。
福井市北部から市街地を通り、鯖江市、越前市方面まで続く黄色い境界線に沿って飛行します。
※動画が表示されない場合は、YouTubeで動画を直接見るか、「Global Map Insights」を検索してください。
動画内の黄色い線は何を表している?
動画内の黄色い線は、Google Earthのフォトリアル3D表示エリアと、その周囲にある通常表示エリアとの境界を示しています。
- 黄色い線:Google Earthの3D表示エリア境界
- 進行方向の右側:主にフォトリアル3D表示エリア
- 進行方向の左側:主に通常の2D表示エリア
- ミニマップ:3D表示エリア全体の形とツアー中の現在位置
- ミニマップ上の丸:動画の進行に合わせて移動する現在位置
画面の左右を見比べると、建物や地形が立体的に再現された範囲と、航空写真を中心とした通常表示の範囲との違いを確認できます。
場所によっては切り替わり方が分かりにくいところもありますが、黄色い線を目印にすると、Google Earthの3Dデータがどこまで整備されているのかを追いやすくなります。
福井県内の3D表示エリアを全体マップで確認
次の画像は、Google Earth上で確認した福井県内の3D表示エリアです。
黄色い線が、今回の動画で巡る3D表示エリアの境界を示しています。
全体マップを見ると、3D表示エリアが福井市だけを囲んでいるのではないことが分かります。
北側は福井市街地よりも先まで広がり、南側では鯖江市を経て越前市方面まで連続しています。
一方、東西方向は山地に挟まれ、福井平野の市街地や住宅地が広がる範囲に沿うような形です。
途中には細くくびれた場所や、境界線が大きく張り出した場所もあります。
この黄色い線は福井市や各自治体の行政界ではありません。制作時点でGoogle Earth上に表示されていた、フォトリアル3Dデータの範囲を示しています。
福井市から鯖江市・越前市まで3D表示が連続
福井の3D表示エリアで目を引くのは、複数の都市が南北に一続きの範囲として表示されていることです。
北側には福井市の中心市街地や住宅地が含まれ、そこから南へ進むと鯖江市、さらに越前市方面まで3D表示が続きます。
地図上ではそれぞれ別の市ですが、Google Earthの3Dデータは市境で区切られていません。
市街地や住宅地が連続する福井平野に合わせるように、細長い一つの3D表示エリアが形成されています。
福井市だけの3D範囲を調べるつもりで全体を確認すると、予想以上に南まで続いていることに気づきます。
Google Earthの3D表示を自治体単位ではなく、都市圏や平野全体の広がりとして見ることができる例です。
北側の福井市周辺は横幅のある3D表示エリア
3D表示エリアの北側では、福井市の中心部を取り囲むように東西方向にも範囲が広がっています。
九頭竜川や足羽川の周辺、市街地、住宅地、道路、鉄道などがまとまって3D表示エリアに含まれています。
全体マップでは北側がやや丸みを帯びた形になっており、南側の細長い範囲とは印象が異なります。
動画で境界線に沿って進むと、市街地の外縁部だけではなく、河川や農地、山地に近い場所でも3D表示と通常表示が切り替わる様子を確認できます。
南側は鯖江市から越前市方面へ細長く伸びる
福井市街地から南へ向かうと、3D表示エリアは徐々に細くなり、鯖江市と越前市方面へ伸びていきます。
福井平野の地形や市街地の連なりが、そのまま3D表示範囲の形に表れているようにも見えます。
南端付近では境界線の凹凸が増え、単純な長方形や楕円形では表せない形になっています。
北側の福井市周辺だけを見ていると気づきにくいのですが、全体を俯瞰すると、福井県内の3D表示エリアが南北に長いことがよく分かります。
今回のツアーでは、この細長い外周を一周することで、北側と南側の形の違いも確認できるようにしました。
福井平野と3D表示エリアの関係
福井市、鯖江市、越前市は、山地に挟まれた福井平野とその周辺に位置しています。
今回確認した3D表示エリアも、平野部に広がる市街地を中心に形成されています。
東西には山地が迫り、南北には市街地や交通網が続きます。この地形が、福井の3D表示エリアを南北に長い形にしている理由の一つと考えられます。
ただし、3D表示エリアの境界が地形や市街地の端と完全に一致しているわけではありません。
住宅地や農地の途中で切り替わる場所もあれば、山地の一部まで3D表示に含まれている場所もあります。
黄色い線に沿って実際に飛行すると、全体マップだけでは分からない細かな切り替わりを確認できます。
滑らかな飛行経路にするために行った調整
福井編の制作では、Google Earth上に引いた境界線をそのまま飛行経路として使用しただけではありません。
境界線には細かな凹凸や鋭い曲がりがあり、すべての地点を忠実に通過しようとすると、カメラの向きが短い間隔で変わってしまいます。
最初の試作では、場所によって小さな揺れやカクつきが見られました。
そこで、境界線そのものの形は残しながら、カメラの進行を制御する地点や向きを調整しました。
- 細かな方向転換が連続する区間を滑らかにつなぐ
- カーブへ入る前から少しずつ進行方向を変える
- 短い間隔でカメラが左右に振れないようにする
- 黄色い境界線が画面から外れにくい視点を選ぶ
- 急な旋回に見える区間を広いカーブへ調整する
- 試作映像を確認し、わずかなカクつきが残る地点を修正する
最終段階でも飛行経路を細かく見直し、動きが不自然に見える地点を調整しています。
境界線の形を正確に伝えることと、動画として無理なく見続けられること。その両方を考えて仕上げた福井版です。
ミニマップには実際の3D表示エリア境界線を使用
動画右上には、福井県内の3D表示エリアを示すミニマップを配置しています。
このミニマップに表示しているのは、映像を書き出すために単純化した飛行経路ではありません。
Google Earth上で調査した、福井市から鯖江市、越前市方面まで続く3D表示エリアの境界線です。
丸いアイコンが動画の進行に合わせて境界線上を移動し、ツアーが現在どこまで進んだのかを示します。
カメラが大きく向きを変えたときや、画面に映る地形だけでは現在位置が分からないときは、右上のミニマップをご覧ください。
全体マップと見比べることで、福井市側を飛んでいるのか、鯖江市や越前市方面へ進んでいるのかを把握しやすくなります。
Google Earthのフォトリアル3D表示とは?
Google Earthのフォトリアル3D表示は、航空写真などをもとに作成した立体モデルへ画像を重ね、建物や地形を現実に近い姿で再現する機能です。
対応している地域では、建物の高さや屋根の形、道路、鉄道、河川、樹木、山地の起伏などを、さまざまな角度から立体的に見ることができます。
一方、フォトリアル3Dに対応していない場所では、航空写真や地形を中心とした通常表示になります。
一つの県や市の全域が3D表示されているわけではなく、対応範囲の内側と外側では表示方法が異なります。
その切り替わる場所を黄色い線で示し、空からたどるのがGlobal Map Insightsの3D表示エリアツアーです。
なぜ3D表示エリアの境界線を巡るのか
Google Earthを使った動画では、有名な観光地や建物を順番に訪れる映像が多く公開されています。
Global Map Insightsが調べているのは、観光名所の位置ではなく、街がGoogle Earthで立体化されている範囲そのものです。
境界線に沿って飛行すると、次のような見方ができます。
- 自分の住んでいる地域が3D表示されているか確認する
- 3D表示がどの地点から始まり、どこで終わるのかを見る
- 都市ごとの3D表示範囲や外周形状を比較する
- 市街地、河川、農地、山地と3D境界との関係を確認する
- 複数の自治体にまたがる3D表示範囲を調べる
- 将来の3Dエリア拡大や更新に備えて、現在の状態を記録する
福井編では、一つの3D表示エリアに福井市、鯖江市、越前市方面が含まれている点が見どころです。
自治体ごとに分けて見るだけでは分からない、福井平野全体の3D表示の広がりを確認できます。
これまでの国内3D表示エリアツアー
Global Map Insightsでは、福井県内だけでなく、日本各地の3D表示エリア境界を調査しています。
これまでに公開した都市でも、3D表示範囲の形はそれぞれ異なります。
- 弘前市:市街地と周辺農地を囲む、比較的まとまりのある境界線
- 釧路市:港湾部や海岸線を含む3D表示エリア
- 郡山市:内陸市街地を中心に形成された3D表示エリア
- 長崎市・軍艦島:湾、半島、島、山地を含む広域的な3D表示エリア
- 福井市周辺:鯖江市、越前市方面まで南北に連続する3D表示エリア
同じGoogle Earthの3D表示でも、都市の立地や地形、市街地の広がり方によって、境界線の形は大きく変わります。
- Google Earth弘前市3D表示エリアツアー
- Google Earth釧路市3D表示エリアツアー
- Google Earth郡山市3D表示エリアツアー
- Google Earth長崎市・軍艦島3D表示エリアツアー
福井県内の3D表示エリアは今後変わる可能性がある
Google Earthの航空写真や3Dデータは、地域によって追加・更新されることがあります。
現在は通常表示になっている場所が将来3D化されたり、すでにある3D表示エリアが周辺へ拡大したりする可能性があります。
今回の動画と全体マップは、制作時点でGoogle Earth上に表示されていた福井市、鯖江市、越前市周辺の3D表示範囲を記録したものです。
今後、福井県内で3D表示範囲の変化が確認できた場合は、今回の境界線と比較することで、どの地域が追加され、どの方向へ広がったのかを調べることができます。
動画は空から巡るためのものですが、同時に、その時点のGoogle Earthの表示範囲を残す記録でもあります。
Google Earth 3D表示エリアツアーをもっと見る
Global Map Insightsでは、日本各地や世界の都市を対象に、Google Earthの3D表示エリアを独自に調査しています。
各都市の3D表示と通常表示の境界線を調べ、空から一周するツアー動画を順次公開しています。
- Google Earth 3D表示エリアツアー|都市別動画ライブラリー
- Google Earth弘前市3D表示エリアツアー
- Google Earth釧路市3D表示エリアツアー
- Google Earth郡山市3D表示エリアツアー
- Google Earth長崎市・軍艦島3D表示エリアツアー
- Google Earthラスベガス3D表示エリアツアー
- Google Earth京阪神大都市圏3D表示エリア拡大記録
Global Map Insightsについて
Global Map Insightsでは、Google EarthやGoogle Mapsの3D表示エリア、都市の変化、地図データの境界などを独自に調査しています。
YouTubeチャンネルでは、Google Earthの3D表示範囲を空から巡る「3D Coverage Tour」を公開しています。
街の名所を順番に紹介する観光動画ではありません。
街がGoogle Earthでどこまで3D表示されているのか、その外周をたどる映像です。
お住まいの街や、よく知っている地域がGoogle Earthで3D表示されているか、動画とマップで確認してみてください。
調査してほしい都市や、動画で巡ってほしい地域がありましたら、YouTubeのコメント欄からお知らせください。
Global Map InsightsをYouTubeで見る
まとめ
この記事では、Google Earthで福井市、鯖江市、越前市周辺が3D表示される範囲を、黄色い境界線に沿って巡るツアー動画と全体マップで紹介しました。
- 黄色い線はGoogle Earthの3D表示エリア境界
- 福井市から鯖江市、越前市方面まで3D表示エリアが連続
- 北側の福井市周辺は東西にも幅がある
- 南側は福井平野に沿って細長く伸びている
- 黄色い境界線は自治体の行政界ではない
- 飛行時の小さな揺れやカクつきを抑えるため、経路を細かく調整
- ミニマップには実際の3D表示エリア境界線と現在位置を表示
- 制作時点の3D表示範囲を、将来の更新と比較できる記録として保存
福井県内の3D表示エリアは、福井市だけで完結せず、鯖江市から越前市方面まで南北に長く続いています。
Google Earthを市単位で眺めているだけでは気づきにくい、複数都市にまたがる一続きの3D表示範囲です。
全体マップで形を確認したあとに動画を見ると、現在どの辺りを飛んでいるのか、3D表示がどこで終わるのかを追いやすくなります。
今後も日本各地と世界の都市を対象に、Google Earthの3D表示エリアを動画とマップで記録していきます。



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