【Google Earth】大分県別府市 3D!県下2位の都市景観は?

【Google Earth】大分県別府市 3D!県下2位の都市景観は?

2024年春、Google Earthにおいて多くの地方都市が2Dから3Dへの対応が進みました。

これまで長年3D化が望まれ続けてきました大分県第二の都市別府市もこの3D化の流れに乗っていよいよ3D対応となりました。

全国屈指の温泉街を有するだけではなく、地方都市としても実力は折り紙つきで見どころ満載の別府市。

そんな別府市の3D化を機に、別府市内で個人的に気になるところをまとめてみました!

市の代表駅、別府駅周辺

1966年に高架化した駅はとても都会感が高いですね。

賑わいのある駅東(海岸口)側は中心市街地感が満載。

西口(山の手口)も都会らしく整備されていますね!

別府駅 西口方面

駅前通りと3つのアーケード街

別府期前から屈折して伸びる駅前通り(県道32号線)沿いに中心市街地らしい2つのアーケード街があります。

弥生天狗通り

ソルパセオ銀座

ソルパセオ銀座は300m近くある商店街。県道52号線からは「楠銀天街」となる。

楠銀天街

しかし・・・かつては観光客で賑わったアーケード街「楠銀天街」は70年が経過し老朽化が問題となり、2024年4月から撤去作業が始まったようです・・・

しばらくしたら現物はもちろん、ストリートビューでもアーケードの姿を拝むことができなくなりますね・・・。

別府市の中心市街地以外の市街地

中心市街地以外も街中感大いにありそうですね!

中心市街地以外にもマンションや中小様々な商業ビルが散見され、県下第2位の都市の威厳が伺えます。この威厳は全国屈指の観光資源を有する都市だから、と言う理由ではなく都市そのものの実力ではないかと。

後述しますが、別府駅以外の新駅が計画通りにこの辺りに完成していれば都市としての完成度も更に充実していたのかも・・・。

別府の地形をGoogle Earth で見てみよう

活火山から広がる別府の扇状地も立体的に

太古からの火山活動による火砕流や土石流により形成されたという別府の扇状地は山側から海側にかけて短い距離で高低差があるため坂道が多いとのこと。

Google Earth による立体的な3Dマップで別府の街の傾斜がわかりますね。

別府のシンボルを見てみよう

別府タワー

別府のシンボル、別府タワーもGoogle Earthで見ることが出来るようになりました!

高さ100m、東京タワーよりも1年前に誕生したとは知りませんでした^^;

別府グローバルタワー

B-Con Plaza(ビーコンプラザ)敷地内にある125mのタワー。

別府市、市街地の駅も3Dエリアに

東別府駅周辺

別府の中心市街地のまさに入口といった立地にある東別府駅

「いよいよ別府」といった臨場感がたまりません。

駅舎は1911年(明治44年)開業時の別府市指定有形文化財

趣があり過ぎる駅です。

駅に上がる階段はまるで神社の境内に続く階段のようです。


亀川駅周辺

別府八湯の1つ、亀川温泉のある日豊本線 亀川駅付近。

東別府とは反対側の市街地への入り口となる駅。

駅周辺には温泉街のみならず10階超えのマンションは散見されており、観光面以外でも別府において拠点性が高いということが伺えます。

別府大学駅

別府の市街地にはまだ「別府大学駅」という駅があります。

1987年(昭和62年開業)。

マンションのエントランスのように見えますがこれが駅の入り口!

マンションのように見える茶色の建物は「別府国際交流会館」です。

こちらは市街地の中に溶け込んでいる様相で、まるで首都圏の住宅街を走る私鉄沿線の各駅停車のみ停車する駅のような雰囲気を醸し出しています。

別府駅移転構想と新別府駅設置構想があった場所

(市民の方の日常や現地交通事情も考慮せずに勝手に)別府駅と別府大学駅の間にもう1駅あれば市内を走る日豊本線はまさに都市交通にようになり、別府市の都会力向上を押し上げると勝手に妄想しておりました。

そんな妄想の中、昭和27年に現在の別府駅を新港街に移転させる構想があったことを知りました。

港の移転に伴う駅移転計画で、別府駅周辺住民からの反対にあったために移転は断念しました。

その後小規模な新駅設置に計画をシフトさせて予定駅の駅前大通りやロータリーなどを整備しましたが、結局新駅は作られず「別府大学駅」が先に新設し駅間が短くなってしまうので新別府駅設置は無くなってしまいました。

別府の市街地のド真ん中に不自然な大通りや空き地があります。

紛れもなく駅前敷地の為のものですね。

同じような新駅頓挫の事例が全国にありましたら報告します!

新港移転と併せて移転・新設しようとした駅だけに、この駅がもし存在していたら別府の都市景観はどうなっていたのだろう、人の流れはどうなっていたのだろう・・・と言う妄想が頭の中をぐるぐる巡ります。

別府市内の日豊本線は全て複線

日豊本線は一部の区間を除き単線が多い幹線です。

北九州の一定区間と別府周辺以外は全て単線区間。

大分から鹿児島駅の長い区間も単線です。

大分は大変大きな街で、大分駅以南にも広大な都市空間が広がりいくつもの駅がありますがその区間ですら単線区間です。

そんな大分市内の線路事情を横目に見ながら別府市内は全て複線区間です。

観海寺温泉のホテル群と鶴見岳

別府八湯の1つ、観海寺(かんかいじ)温泉のホテル群と鶴見岳です。

ホテル群の部屋から見る別府湾の景色も最高でしょうね。

街中の温泉から立ち上る湯気も見えるのでしょうか(行ってみたい)。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました